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丁寧な仕事に、うんまい料理たち。そして、穏やかな接客に身を委ねませう。
うんまい魚料理に、合わせるのは日本酒。そのシンプルな構成で満足度が高めにまとまる1軒です。本郷通りを挟んで、東京大学の反対側。ただ、メイン通りに面してはおらず、細道をちょっと入ったところに、ひっそりと。
こじんまりとしたお店なのですが、 そこが逆に良かったりもして、 まったり落ち着いて呑める点が気に入っております。 味付けがもろに好みであることが 前提にはなるのですが。
では、はじめていきませう。
華鳩 特別純米酒 瓶囲い(グラス)@280円
開幕から日本酒です。広島より、ひやおろし。「とりあえず生!」なんていうセオリーは、ボクにはありません(笑)ふくよかな旨味。そして、スッキリとした余韻。 本当に飲みやすい……これはヤバイやつだ。
お通し
煮物の味付けはやはりいい塩梅。もう少し季節が進んだら、また【銀ダラの煮付け】をいただかねばなりません。
お刺身盛り合わせ(1人前)@1,000円〜
ようやく対面叶った、こちらのお刺身。 そのパフォーマンスが誠に良好でした。
ネタは3種。 環八に、平目、真鯛ときます。 いずれも提供温度がバッチリでした。ねっとりくる食感。 噛み締めれば、じんわり滲む旨味。 個性は明確に切り分けられ、 交互に食べ進める過程は楽しいばかりです。
別アングルで、手前は環八。歯に絡みついてくる感じが、実に良きパフォーマンスでした。
銀ダラ西京焼き@580円
こちらの看板メニューは【銀ダラの煮付け】なのですが、この日はどうしても“焼き”をいただきたくって。提供までの時間はそれなりに掛かる訳ですが、 その分安心クオリティにてご提供いただけます。
甘じょっぱさはくどすぎず、あくまでお上品に纏まっています。否応無く酒が進みますね。
豚バラのチャーシュー春巻@520円
最後に、ちょっとした創作系を。豚バラをマルッと春巻きの皮に包んじゃうなんて、潔くもありますね。
カメラ寄ってみます。厚めにカットされたチャーシューに、 それにへばりつくような大葉。 一瞬さっぱりと爽やかな風が吹きますが、 怒涛の旨味汁。 脂がおいしいですね。 そして、甘めな味噌ダレを添えるのが良き。辛子ももちろん合いますよ。
そして、もちろん酒でも良いのですが、 白メシとの相性がきっと抜群ではないかと。
ごちそうさまでした..!
やはり高い満足度でした。これまで生・焼・煮・揚といただき、 致命的な死角がないことを確認できた次第です。そして、ひとりまったりできる雰囲気。定期的にお世話になりたいと、素直に思える夜となりました。
▼メニュー
今回で3度目の訪問になるのですが、本当に迷ってしまいます……。このクオリティなら、価格はかなり良心的な印象を思っています。
▼シチュエーション
- ソロで夕食
- 平日18:10頃に訪問
- 待ち時間ゼロで、カウンター奥の席へ
▼アドレス
〒113-0033 東京都文京区本郷5丁目28−5